三重に研修
今日は農業構造改善協会の視察研修で三重まで行ってきました。
「伊賀の里モクモク手づくりファーム」にお邪魔させていただきました。
そこで、年間来場者50万人、職員130名、契約・パート職員130名という大所帯まで成長した経緯を聞かせていただきました。
一番印象に残ったお話は「お客様に自分たちの考え方を理解していただく」ということでした。
園内で売られている商品の値段は決して安くはありませんでした。
しかしなぜ高いのか、高くてもそれを提供する理由をお客様に理解していただく努力をしていると言うことでした。
そうすることで共感・納得していただいたお客様に自然と商品が売れ、口コミで広まって、売り上げの拡大に繋がったそうです。
また園内にはジュースの自動販売機は1台も設置されていません。
お店の野菜ジュースなどをお飲みいただくようにしているそうです。
非日常を求めてお越しいただいているお客様に、徹底した「本物」を提供するためだそうです。
このような考え方はものすごく参考になりました。
自分の施設でも今一度、スタッフのみなさんと「お客様に伝える努力」について話し合ってみようと思います。
さて、少ない自由時間に園内を散策したので、少しご紹介します。
まずは園内の看板やポスター。
これらはすべて内職だそうです。
デザイン資格をお持ちのスタッフが5名ほどいらっしゃるようで、その方々が作成されているとのこと。
うーん。うらやましいほど出来がいいです。
2つ目は子供を飽きさせない知恵。
園内のいたるところにクイズなどがありました。
これなら子供はグズらずに歩きそうです。
3つ目は体験コーナー。
体験コーナーは全部透けていて外から見えるようになってました。
外から見てる人はきっと
「今度は予約して体験しに来ようねっ!!」
ってなるなぁ。
平日にも関わらず若いママさんグループが小さな子供連れでパン作りの体験をしていました。
最後は、ハンモックの森にて。
某shimasak○氏と子供のようにハンモックで戯れるの図。
今回の視察でいろいろと参考になるところが多かったです。
この経験を自施設にフィードバックできるようにしたいと思います。